[FULL] 2023.08.23 第３０４回伊藤広規「旅と人と音楽と」

【オンデマンド放送：2023.08.23放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。

※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。

北の大地から戻って、今週は四国松山へ。
バカンスではありませんが、日本の夏を空から楽しんでます。
どこにいっても家に帰り着くとなんだかホッとします。テラスのシソやレモングラスが気になって、ジョウロを持ってテラスにでたら、ドーンという音。遠くの東の空に花火。
いいもんですね夏の風物詩。
思わず冷蔵庫からビール、小さなスピーカーも持ち出して、花火観覧inテラス。
てなわけで、今夜は郷愁ただよう夏の終わりにジェームステーラー❗️

【今日の一曲目】
I Was a Fool to Care / James Taylor
(“Gorilla / James Taylor” 1975年)
『高校生の頃に聞いていたBS&T(ブラッド・スウェット&ティアーズ)のFire and Rain、秋の涼しくなった風を感じながら聴くのが凄く似合う曲で、それがジェームス・テーラーの曲という事がわかり、それ以来の大ファンです。私の中のトップ3に入るシンガーソングライターです。
ジェームス・テーラーの声にアコースティックギター。そして私の大好きなリズム隊、ドラムのラス・カンケルとベースのリーランド・スクラーの寄り添うようなプレイ。ずっと聞いていたいですねぇ。
ハワイの海辺で、仲間たちとラジカセでも聞いてました。
秋になったら誰もいない海に行って聞こうかなぁー。山でもいいなぁ。（広規）』

【今日の二曲目】
Up On The Roof / James Taylor
(“Flag / James Taylor” 1979年)
『これは、ジェームステーラーのスタジオバージョン。キャロル・キングが62年にThe Driftersに書いた曲。
ジェームステーラーとキャロルキングがデュオで歌ってるのも素晴らしいんですね。
私のアルバムsometime somewhereではシャンティが歌ってカバーしてます。前にも言ったと思いますが、このシャンティとのLiveテイクを演奏して、そして、それを聞いて改めてこの曲の良さを知ったんです私は。
そのくらい良いテイクが録れた、というのは本当にミュージシャン冥利に尽きると思いました。
そして、2010年に武道館でジェームステーラーとキャロルキングが”生”で歌うこの曲を聴いたときも、感動しました。
それにしてもジェームステーラーの声はいいですねぇ。（広規）』

⚫︎資料
・up on the roof / sometime somewhere 伊藤広規
https://youtu.be/O6s3kGWFhIg

お買い求めは
https://ito-koki.com/cd-dvd-shop/2018/03/13/2326

・up on the roof / The Drifters 1962年
https://youtu.be/puM1k-S86nE

・up on the roof / Carol King 1970年
https://youtu.be/S1bGDV9lHWw

【今日の三曲目】
Baby Boom Baby / James Taylor
(“Never Die Young / James Taylor” 1988年)
『Michael Breckerのサックスが哀愁おびててグッときます。
巷のラジオでは、めったにかかることのない曲ですが、ジャームステーラーマニアとしては外せない1曲です。
このアルバムのジャケットは狼の横顔の写真。

すごく印象的で、大自然の孤独とか力強さとかを感じる、いいジャケットです。
ジャケットを見てるだけで涼しい山に行きたくなる。

草津から志賀高原に抜ける冬は通れないドライブコースがあって、数年おきには行くんですが、白根の地獄谷の噴煙をみながら、妙高や黒姫山が一望できて、運が良ければ雲海も見られます。
一昨年、友達と行った時は、リフトに乗って渋峠の頂上まで行ってみたら、最高の景色は最高のご馳走。山は壮大で、人馴れしてるトンボが沢山！
トンボを撮ってるスマフォにとまるトンボ。可愛いです。
「羽を取ったら唐辛子」（笑）なんつって。
今年は冬になるまでに行けるかなぁ？（広規）』