【オンデマンド放送：2021.03.10放送回】
※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。
さくら開花宣言が出た中、ドラマーの村上ポンタ秀一さんが亡くなったと連絡がありました。何ということか。。。沢山の思い出がよぎります。
今夜は村上ポンタ秀一さんを偲んで。私の好きなポンタの名レコーディング特集をします！
【今日の一曲目】
朝は君に / 吉田美奈子
(drs:村上ポンタ秀一、b:高水健司)
(“Flapper / 吉田美奈子” 1976年)
『私がプロになってすぐ「日本にこんなスゴイミュージシャン達がいたんだ！」洋楽を聴いてきた私に、かなりのカルチャーショックでした。この美奈子さんのアルバムFlapper。スゴイセンスと演奏の良さ。青山純がポンタのドラムに心酔して、唯一、フルコピーをした曲なんです。
わたしのウチにポンタが来た時にこの曲を聴かせて「青山がフルコピーした」と話した１週間後くらいに、吉田美奈子さんのＦＭ番組のゲストがポンタで、たまたま青山と車で聴きました。そしたらポンタが「美奈子ちゃん？、この曲はね、俺のプレーを青山純がフルコピーしたんだってさ」と、自慢してるんですね～。「えー！この話先週ウチに来たポンタに言った話だー」と、青山に向かって言ったのをよーく覚えてます。（笑）（広規）』
【今日の二曲目】
桃色吐息 / 高橋真梨子
(drs:村上ポンタ秀一、b:伊藤広規)
(“Triad / 高橋真梨子” 1984年)
『この曲はポンタと私のリズムセクションです。
数ヶ月後、テレビのコマーシャルで、セクシーな池上季実子が出できて「ん？何か聞いたことのある曲。あ！この間ポンタとレコーディングしたやつだ」と気がついて、初めて高橋真梨子さんの曲だとわかった次第です。
ポンタに電話して「この間の曲は高橋真梨子だったよ。と、言ったら、「どれだっけ？」と、俺よりボケた答え。ポンタらしい。
ポンタとは８９年から数年、テレビ番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』で、「やまかつバンド」というのを組んでました。メンバーはポンタ、原田喧太、マルタ、「た」が付く奴ばっかりの中に私、伊藤広規と、永井真理子。コスプレ姿で演奏したり、武道館でライブしたり。懐かしいです。（広規）』
【今日の三曲目】
A Memory of Majorca / 松岡直也
(“Majorca / 松岡直也” 1979年)
(drs:村上ポンタ秀一、b:伊藤広規、gt:大村憲司、gt:和田アキラ @音響ハウス)
『この松岡さんのレコーディングは、銀座の音響ハウススタジオで録ったものです。
譜面を渡されて、松岡さんが「リズムパターンはバチャータです。」と言われて、「え？？なんじゃそれ？」と思って、ポンタに「バチャータってどんな感じ？」と聞くと、「あ～１６だよ１６」と言われて凄く気が楽になりました。ラテンのリズムの名前は、未だ分からないですが、出来はバッチリでした。（広規）』
【YouTube で見る】
朝は君に
https://www.youtube.com/watch?v=DFVEhp9QSHQ
桃色吐息
https://www.youtube.com/watch?v=NhRD-Y6yttw
A Memory of Majorca (2013 Remaster)
https://www.youtube.com/watch?v=y2U1MCcISzM
※資料『やまかつバンドin武道館』(多分1990年)
ドラムポンタさんとベース広規さんのレアな動画。
永井真理子_やまかつin武道館1
https://youtu.be/cuklAR8Ts3Y
永井真理子_やまかつin武道館2
https://youtu.be/XHCfBIJiSAg
【エピソード写真館】
さくら開花宣言が出て、色づく街のさくらから山桜まで今年は長く桜が見られそうですね。
【今週のいとうこうき】
村上ポンタ秀一、７０歳。ポンタ本人はまだまだやるつもりだったろうに、本当に残念でなりません。どうぞ安らかに。オレは元気でこのまま、コロナにも負けず、思うがままに、まだまだ長生きします。皆さん覚悟しておいて下さい。（笑）
今夜は村上ポンタの追悼でおおくりしました。
今週、予定してたケニーバークは来週やります。
花見ドライブにピッタリな曲をお楽しみに。
【オープニングＢＧＭ】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2013)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。
