[FULL] 2023.05.24 第２９１回伊藤広規「旅と人と音楽と」

【オンデマンド放送：2023.05.24放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。

※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。

先週沖縄や奄美が梅雨入りで夏に近づいてきてますね。
CD棚の整理は少しは進んで、CDの山は片づきまして、次は山となったお腹の脂肪を片付けようと夕涼み時間にスマホから音楽流しながら、散歩を始めました。1時間で300カロリー消費。
お腹の脂肪が減るほどには程遠い。
景色見ながら風に吹かれて歩くのは気持ちがいいので続いたらいいなぁ。

さて、今夜は先週に続いて、全曲がイッピン❗️のクインシージョーンズ「Q’s Jook Joint」続編❣️

【今日の一曲目】
Heaven’s Girl / Quincy Jones
(“Q’s Jook Joint / Quincy Jones” 1995年)
『出ました❗️ボーカルにロナルドアイズレー！
この人、一声で曲を色っぽくしてしまいます。
サックスはBrandon Fields
タワーオブパワーのメンバーにもなってたバリバリのスタジオミュージシャン。
ロナルドアイズレーのボーカルに合います。

この曲を聴きながら、散歩してたら、川のそばの木がうっそうとするほど伸びてて、まるで、西表島のマングローブのようなんですね。
マングローブの入江をカヌーで漕いで行って、滝の頂上まで登ったことをふと思い出してしまいました。
何度かカヌーを漕いで西表島を楽しんだことがあるんですが、初めてカヌーに乗った時のこと。
潮の満ち引きが早くて、水路は干潟になったり川になったり。滝に行く途中に干潟が現れてカヌーを降りて干潟を歩いてたら、「コメ付きカニ」と呼ばれる2cmくらいのまんまるのカニが、砂の中にうじょうじょいて、手をパン！と叩くと、カニ全員が、いきなり砂にかくれるんですね。
一匹だけ、砂にハサミを出したままのカニがいて、しばらくすると、そっと砂の上に姿をだして、キョロンとした目で私と見つめるんです。
なんだか可愛くなって、手のひらに乗っけて、カヌーの前に乗せて滝の入り口の浜辺まで連れてこうと、潮風を受けながら、カニとランデブー。
浜辺に着く直前に、ボートから落っこっちゃったんですが、アイツ、可愛かったなぁ。（広規）』

【今日の二曲目】
At The End Of The Day (Grace) / Quincy Jones
(“Q’s Jook Joint / Quincy Jones” 1995年)
『トゥーツ・シールマンスのハモニカとバリーホワイトの語りから始まるのがたまらないですね。
バリーホワイトも、トゥーツ・シールマンスも、大好きで、この2人を一つの曲で共演させてしまうクインシーにありがとう！と言いたい。

西表島の北の端っこの「うなりざき」という岬の夕日を見る展望台のはなし。
初めて西表に行った時に、仲間と車で道の端を目指して道がなくなるところまでいったら、着いた岬。
その岬は、公園にするための工事中で、駐車場はもうできていたので、車を停めて、芝生を敷き詰めて整地してしている先の作りたてのあずまやのような展望台まで、車から降りて、ちょうど夕日の時間になって、海がオレンジに染まるのを見られたんですね。
展望台は風が強くて被ってた帽子を押さえながら、水平線に沈む太陽を見られました。
あー、またここに来たい！
と、それから西表島に7〜8回は行ってるんですが、毎回、うなりざきの夕日を見に行くようになってます。
次に行く時は、この曲を持って聞きながら夕陽が見たいですねー。風に負けないように大音量で。（広規）』