【オンデマンド放送:2022.03.16放送回】
※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。
3月は区切りをつける月ですが、もう少しだけお家時間を楽しまないとですね。
今日は、そんなお家時間が楽しくなる明るいボサノバ特集!
【今日の一曲目】
Chovendo Na Roseira / Tom Jobim & Elis Regina
(“Elis&Tom / Tom Jobim & Elis Regina” 1974年)
『エリス・レジーナ、いいですよねー。トムとは、カルロス・ジョビンの愛称です。このコンビ、何度聞いても素晴らしい。レコードで聴くと、ウッドベースの奥行き感がちょうどいい。家のステレオセットで聴くとプチプチというレコード特有の音が想像の旅に引き込まれて。行ったことはないけど、ブラジルのイパネマ海岸とか想像してしまいます。
志賀高原スキー場でバントしてる頃、自分らのステージが終わると、必ずジョビンの Wave が流れるんです。そうすると、「あー、終わった~」とホッとする。それ以来、ボサノバを聴くと和めるモードになるんです。
花粉時期は家から出たくないし、頭はぼーっとするし、そんな時にボサノバはピッタリ。(広規)』
【今日の二曲目】
A Menina Danca(踊る少女) / Novos Baianos
(“Acabou Chorare / Novos Baianos” 1972年)
『なんともサイケロックなセンス溢れるバンドですね。1972年にこれをライブでやっていたってのはラテンの国ブラジルってすごいですね。
ノーヴォス・バイアーノスを初めて聞いたのは、80年代に入ってから。スタジオで、レコーディング終わってのひとときに、ラテン好きなエンジニアがかけてくれて、なんだか盛り上がったのがこのアルバム。ポルトガル語なんで、タイトルすら読めなくて、「ア メニナ ダンサ」のフレーズだけ覚えてて、あっちこっちで探していて、わからなくて、いつのまにか忘れてしまってたんですが、つい、最近、YouTubeで動画があったのを見つけて、「おー!これだ!」と、即座に3枚出ていたノーヴォス・バイアーノスをゲットして大満足!このアルバムはLPも見つけて持ってます。
ジョビンのスタイリッシュボサノバに比べると、サイケで土臭いロックにも感じるし、何よりノリがいい。今は活動してるのかなぁ?(広規)』
【今日の三曲目】
Slow Motion Bossa Nova / Celso Fonseca
(“Natural / Celso Fonseca” 1999年)
『セルソ・フォンセカは、ブラジルのソングライター。ジョビンのボサノバの流れに+ポップなセンスがあって、新しい感じのボサノバに聞こえます。
1999年にニューヨークに行った時にレコード屋に行ってみたら、ラテンのコーナーがすごく多いのに驚きました。日本ではこんなにレゲエ、サルサ、ボサノバばかり見ることはなかったので。あれやコレや、イイのはどれなのか?ポルトガル語にスペイン語。全然ちんぷんかんぷんなので、新譜紹介のところに、Celso Fonsecaって名前があって、確かジョビンのアルバムで見たことある気がして買ったんですが、当たりでした。
朝、目覚めてスッキリする感じで、春にピッタリのボサノバです。(広規)』
【YouTube で聴く】
Tom Jobim:Elis Regina/Chovendo Na Roseira/1974
https://www.youtube.com/watch?v=cuMJuufP5Tk
Chovendo Na Roseira (Double Rainbow)
https://www.youtube.com/watch?v=EbPzran4NvI
Novos Baianos – A Menina Danca (1972)
https://www.youtube.com/watch?v=mlm_SIw2YnI
Slow Motion Bossa Nova – Celso Fonseca
https://www.youtube.com/watch?v=ewP1u3-2Ab8
【エピソード写真館】
家のそばでコブシの花も咲き、あー冬はどこへ。春の風と一緒に黄色の花粉も飛んできてるようで、ワタクシも鼻づまり声。今夜はこの声のいでたちで、お送りすることになります。
3月はひな祭り、ホワイトデー、春分の日、卒業式、考えてみたら行事が多い月なんですね。区切りをつける。コロナ禍も区切りをつ けてくれるといいのですが、もう少しだけお家(オウチ)時間を楽しまないとですね。
【今週のいとうこうき】
このところ、自分のアルバムのリリースの準備がどんどん進んできてて、トレーラー音源が私のYoutubeチャンネルで掲載が始まりました。’s Wonderfulがどんなアルバムなのかを全曲チラっとずつ紹介してます。
【’sWonderful Trailer】
https://youtu.be/9FjmJZrupb8
【『’s Wonderful』先行予約ページ】
https://ito-koki.com/contact/2022_koki_album_reservation
リリースライブの情報もホームページに載ってます。東京は4月9日、目黒ブルースアレージャパン。
【2022.04.09 『’s Wonderful / Koki Ito』リリースライブ@BAJ】
https://ito-koki.com/news/2022/03/01/6555
【『伊藤広規 大槻啓之 ‘s Wonderful re:play TOUR』決定!】
https://ito-koki.com/news/2022/03/05/6730
ぜひお越しください。
では、鼻は詰まっても’s Wonderfulな夜をお過ごしください。
今夜はこのへんで。
【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954
【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/
【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2013)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。