【オンデマンド放送:2021.04.21放送回】

※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。
 
先週から嬉しい事が3つもありました。今夜はその一つ。
4月20日の『まぐまぐニュース』に掲載の「ソングライター滝沢洋一さんとマジカルシティ」特集!

 
【今日の一曲目】
[A-3] メモランダム / 滝沢洋一
(“レオニズの彼方に / 滝沢洋一” 1978年)
『滝沢洋一さんに出会ったのは1975年。46年前のこと。新川博(key)と青山純(dr)牧野元昭(g)と私の4人で滝沢さんのデモテープ作ってサポートバンドもやることになったんです。「マジカルシティ」というバンド名は六本木のカレー屋で決まりました。
この曲はハイファイセットに書いた曲で、滝沢洋一さんのアルバム「レオニズの彼方に」(全曲アレンジ佐藤博さん)に収録されたオリジナルです。
先日、マジカルシティの一員として「まぐまぐNEWS」の取材を受け、改めてこのアルバムを聴き返して、滝沢さんのSong Writingの才能の豊かさに感動しました。(広規)』
("レオニズの彼方に / 滝沢洋一" 1978年)
Magical City
【今日の二曲目】
[B-4] ニュー・カレドニア / 滝沢洋一
(“レオニズの彼方に / 滝沢洋一” 1978年)
『明るくて楽しくなる曲ですねー。
この曲もドラムはポンタ、ベースは私。佐藤博さんがロスで買って来た世界に1本しか無い、多分、誰かの自作のBass。
アレンピックでは無くオリンピックとか書いてありました。ショートスケールのフレットレスベースで弾いたのを思い出しました。ギターは多分鈴木茂さん。コーラスには、のちに滝沢さんの奥さんになる、ヨッコちゃん。
曲を聴いてるとあの頃の楽しい思い出が蘇ります。(広規)』
この曲で弾いた佐藤博さんのショートスケールのフレットレスベース
この曲で弾いた佐藤博さんのショートスケールのフレットレスベース
佐藤博さんとフレットレスベース。
佐藤博さんとフレットレスベース。
【今日の三曲目】
[B-3] 潮風のララバイ / 滝沢洋一
(“レオニズの彼方に / 滝沢洋一” 1978年)
『なんてロマンチックな曲。滝沢さんのボーカルも曲もさることながら佐藤さんのピアノもイイ。この曲もベースは私、ドラムは林立夫さん。クールなスネアが曲にドンピシャですねぇ。
マジカルシティで、滝沢さんのデモテープを作ったのですが、ライブをしたのは一回だけ。その後キーボードの新川がガルボジンというバンドに移ってしまい、レコーディングの時はアレンジとピアノも含めて佐藤博さん。
レコーディングメンバーは、青山や牧野の他に、ポンタ、林立夫、高水健司、鈴木茂、松木恒秀、松原正樹、吉川忠英、松岡直也、ペッカー、等。プロデューサーの村井邦彦さんの手腕の凄さに脱帽です。(広規)』
 
【YouTube で見る】
Yoichi Takizawa – Leonids No Kanata Ni (1978) [Full Album]
https://www.youtube.com/watch?v=LC01yASxVh4
 
資料:
新川博Blog 2009.3/26 「Hi Fi Set」
https://shinkies.typepad.jp/blog/2009/03/hi-fi-set.html
新川博Blog 2009.6/1 「マジカルシティ」
https://shinkies.typepad.jp/blog/2009/06/magical-city.html
[TOWER RECORDS online]滝沢洋一唯一のアルバムが初CD化!
https://tower.jp/article/feature_item/2015/06/18/0703
 
『まぐまぐニュース』
シティ・ポップの空を翔ける“一羽の鳥” ?作曲家・滝沢洋一が北野武らに遺した名曲と音楽活動の全貌を家族やミュージシャン仲間たちが証言。その知られざる生い立ちと偉大な功績の数々
https://www.mag2.com/p/news/492933
 
【エピソード写真館】
滝沢洋一さんをクローズアップした「まぐまぐニュース」に、彼の曲と人生が丁重に書かれています。ぜひじっくり読んでみてください。
あの頃はニューミュージック、今はシティポップと言うようですが、自分が身を置いてる音楽の足跡を辿ってるようで感慨深いものがあります。
 
【今週のいとうこうき】
ポカポカ陽気が続いてますねー。

先週から嬉しい事が3つもありました。
今週一週では、滝沢さんの曲もマジカルシティのことも話しきれないので、来週も特集しようと思います。
それと、あと、2つの嬉しいことはまた次回から、という事で。
 
【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2013)
SometimeSomewhere_伊藤広規
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。