[FULL] 2024.04.03 第３３６回伊藤広規「旅と人と音楽と」

【オンデマンド放送：2024.04.03放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。

※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。

4月になりました。4月になるとなんだか新しい事がしたくなるのは何故なんでしょうー？
今年はテトラゴンのシングルレコードをリリースという新しい事が始まる4月！
今夜はそのテトラゴンのヤンチャなクボタハルオのリクエスト！

【今日の一曲目】
Attention / NewJeans
(2022年)(“Innervisions / NewJeans” 1973年)
『窪田晴男からのリクエストのトップはK pop。新しい！
New Jeansという名前もハルオちゃんから聞いてその存在を初めて知ったのですが、これが聞いてみると、私の中では80年代のゴーゴーのチャックブラウンとか、インコクニートのクラブシーンの音楽を初めて聞いた時に感じたのと同じ様な、新しいのが来たな！と思いました。
ハルオちゃんからのコメントは「音楽的に物凄く進んでて、語ると長くなるけど、もう可愛いからで良いです〜。」とのことで、MVを見てみたら、ほんとに可愛い女子！俺も賛成！可愛いのは大好き！（広規）』

【今日の二曲目】
Speak No Evil / Michael Jackson
(1966年)
『このアルバムは、ハルオちゃんが、生涯で1番聞いてるであろうレコードをリクエストしてくれました。
「いつ聴いても発見があり、メロの簡潔にして高い美意識も相まって、メンバーの演奏も全てカッコいい。」
とコメントがあって、確かにJuzzの王道のウェイン・ショーター。ウェザーリポートのサックス。
すごい曲を持ってきましたねー。

窪田晴男と初めて会ったは、1986〜7年にEPOのアレンジをハルオちゃんがしててレコーディングに呼ばれて、スタジオに行って最初に紹介をされた時の一言が「御高名はかねがね」と言われたのを今でも覚えてます。既に、その言い方が、今のテトラゴンのハルオちゃんのMCに通じるものがありますが、そっか俺は有名なんだという事をあらためて、思い知らされた一瞬でもありました。（笑）
その時の曲は、私のHPのワークスデータによれば「着にくいシャツ」という曲らしいです。
それから時が経って、2016年に松川純一郎が、その頃一緒に演ってる岡井大二とのセッションにハルオちゃんを呼ぼう！と横浜ストーミーマンデーで演ることになり、その時のハルオちゃんのプレーが面白くて、この4人で、又演奏したいなと、ひらめいて、2回目のセッションは、リハ無しのレコーディングセッション。
『Classiy Rock at YOKOHAMA Stormy Monday』のDVDとCDのレコーディングとなって、テトラゴンが出来上がったんです。
直感は当たってて、セッションからバンドが生まれて、今は私にとって1番刺激的なバンドです。
昨年からテトラゴンにはオリジナル曲がどんどん出来上がってくる。
ハルオちゃんが先頭に立ってこれでもか！と驚かす曲を作るし、オレには考えられない言葉のパズルのような歌詞で、みんなをノせてしまうし、こういうヤンチャな突撃役をかってでるハルオちゃんが大好きです。
なのに、1番聞いてきた抜群なこの曲、長いので少しエディットさせて頂きました。（笑）（広規）』

【今日の三曲目】
Happy / Pharrell Williams
(“Girl / Pharrell Williams” 2014年)
『この曲、私も好きで、かけようと思ってたのを取られました。
ハルオちゃんからは「R&Bの新しい方向性のヒントをもらった曲」とコメントが添えてあって、さすが、常に作り手側で音楽を聴いてるハルオちゃん。
いつも聞き手側で音楽を楽しんでる私とはタイプが違うけど、好きな曲に辿り着くのは同じ。
頭の中は音で埋まってるのでしょうね。
歌詞のハッピーパッピーと流れるたび、気分良くなる。ドスンとした音質のFunkと同じくらいにカラダの中が動き出す。
このアルバムはファレルの中で私も1番好きです。（広規）』