【オンデマンド放送:2024.11.20放送回】
※一ケ月限定フルバージョンです。
秋は深まり紅葉も始まりました。
東京はまだですが、先月から2回も新潟に行きながら、里山が色づきはじめていてるのをみると秋はいいなぁと感じます。
先月、長岡のおぐに音楽の森の帰りのドライブで、テトラゴンの窪田晴男がドライブで聴きたいCDを何枚も持ってきていて、車の中で音楽談義。
中でも極上だったのはバカラックのベスト盤。あまりいいので、家でも聴きたいと借りてきてしまいました。
私もバカラックはたくさん持ってるんですが、ベスト盤は全曲が素晴らしいー。
ということで、今夜はバートバカラックのベスト盤からお届けします。
【今日の一曲目】
What The World Needs Now Is Love / Burt Bacharach
(“The Universal sound of Burt Bacharach 80th Birthday Anniversary / Burt Bacharach” 2008年)
『バカラックの80歳の記念に出されたベスト盤から。
元々は1965年のジャッキー・デシャノンに書いた曲。
このテイクはバカラックのセカンドアルバムからの抜粋。
こういう曲が入ってるのもベスト盤の良さですね。
昨年94歳でお亡くなりになるまで書き続けてた素晴らしい音楽家。
この曲、日本語タイトルは「世界は愛を求めてる」いいタイトルですねぇ。
バカラックの曲は、すぐにわかる。
美しいけど切なさがあって必ず心に沁みるフレーズがある。それが刺さるようにずっと忘れない曲になる。
60年代のレコードのしゃがれた音はロマンがありますねぇ。(広規)』
【今日の二曲目】
This Guy’s In Love With You / Burt Bacharach
(“The Universal sound of Burt Bacharach 80th Birthday Anniversary / Burt Bacharach” 2008年)
『ディオンヌワーウィックの大ヒットの曲。このテイクはバカラックの1969年の3rdアルバムから。
弦とハープ。フルオーケストラ。
兄貴が買ったレコードを子供の頃に観音開きのステレオセットの前で、うっとり聴いてたことを思い出します。
今こんな贅沢なレコーディングは無いですね。(広規)』
【今日の三曲目】
THE APRIL FOOLS / Burt Bacharach
(“The Universal sound of Burt Bacharach 80th Birthday Anniversary / Burt Bacharach” 2008年)
『映画「幸せはパリで」の主題歌になったこの曲。
フランス人形のようなカトリーヌドゥヌーブとジャックレモンのラブコメディ。
ディオンヌワーウィックが歌ったこの曲をバカラックのピアノで聴けるのは贅沢ですね。
あー、切ない。あー、嬉しいが混ざり合って、大好きな曲です。(広規)』
What The World Needs Now Is Love – Burt Bacharach
https://www.youtube.com/watch?v=cs8JWCY8k2U
This Guy’s In Love With You – Burt Bacharach
https://www.youtube.com/watch?v=tiO3munVSlQ
THE APRIL FOOLS – Burt Bacharach
https://www.youtube.com/watch?v=OyvN46uSA8o
バカラックの一枚づつをゆっくりと聞くのもいいけど、次から次へとレコード棚に迷い込んでしまう自分には、たまにベスト盤もいいなぁと思ってしまいます。
しかし、窪田晴男がバカラックをすごくよく知ってるのには驚きでした。
やっぱりテトラゴンのメンバーだけあって、音楽に深いね。いいメンバーとバンドが組めてよかった。
そう、テトラゴンは来年正月早々にまたレコーディングが決まってます。
どんな新曲ができるのか楽しみ。
では、今夜はこの辺で。
みなさま 良い夜を。
・伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists
【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954
【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/
【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2012)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。