[FULL] 2024.06.26 第３４８回伊藤広規「旅と人と音楽と」

【オンデマンド放送：2024.06.26放送回】

先週雨の京都でテトラゴンのリリースライブがあって、戻ったら石垣島から島パイナップルが届いてたんです。
本州は梅雨入り。沖縄は梅雨明け。
甘い香りのパイナップルを見てたら、石垣島の青い海を思い出してしまいまして。
そんなわけで、今夜は夏を先取り！リゾート石垣❗️

【今日の一曲目】
ソーダアイスと海と空 / Canae
(“green drops / Canae” 2014年)

『石垣島で育ったCanae。私がプロデュースしてるアーティスト。
Canaeに出会う前から石垣島や西表島が好きで数え切れないくらい青い海と空に吸い寄せられて石垣には行ってます。
茶色い土の畑にズラーっと並んで育ってる島パインをその場でザクっと切って食べると、手も口の周りもベトベト。でも美味しいんですね〜。

先週、京都にテトラゴンのリリースツアーでRAGというライブハウスに行ったんですが、そのビルの地下にもう一つ「モダンタイムス」というライブハウスがあって、CanaeのLIVEはいつもそこでしてました。冬でも梅雨の時期でもCanaeが歌うと真夏の石垣の海や空が見えてくるようでした。
今は育休でお休み中ですが、もうしばらくしたら、また京都でもCanaeの声を聞いてもらいたいです。
この曲を聴いてると飛行機でピューンと石垣に行きたくなる。（広規）』

【今日の二曲目】
でぃんさぐぬ花 / Canae
2019年(“canae / canae” 1974年)

『夏だ海だ石垣リゾート。
三線とウクレレとCanaeがよく似合ってます。

京都では、梅雨に入って息苦しいほどの雨の湿気と暑さの中、たくさんのファンに囲まれて、いいライブができました。
テトラゴンで毎年京都には行ってるんですが、シングル第1号から第4号までの新曲を全部披露できて、やさぐればかりでないバンドの色がすごく受けてたし、楽しかったですね。
雨の日を歌ったブルースや、甘いソウルテトラゴンのDon’t know why。今までカバー曲でライブしてきたテトラゴンがオリジナルバンドになったなぁと実感もしました。
前乗りの夜は、鴨川を眺めながら鱧(はも)の落とし。京都も夏を先取りしました。
ライブ前には「田毎」(たごと)で京うどん。食べる度に京都に来たなぁと思う味。
私のお腹はますます育ってしまいます。（広規）』

【今日の三曲目】
月暈 / 伊藤広規
(“‘sWonderful / 伊藤広規” 2022年)

『満足なライブをして、打ち上げしたあと、メンバーは三三五五たまにしか会えない京都の友と街の中に去っていく、私は雨の中、木屋町通りを歩きながらホテルに戻って、一眠りしたら、ちょっと小腹が減ってホテルから街に。
高瀬川に緑の柳が映り込んで、その川の流れがきれいなこと。
雨も上がって空を見たら、ほぼ満月の月がぼんやりと見えて、あ！月暈だ！と。
この曲は石垣の月をイメージして書いた曲なんです。
波の音や水が見えるようです。
夜中の明石焼きも美味しかった。

京都にはテトラゴンで12月にもう一度行けるので、次は冬の京都も味わいたいですね。
今回の京都の旅もいい旅になりました。（広規）』