[FULL] 2024.02.14 第３２９回伊藤広規「旅と人と音楽と」

今夜はバレンタインデー！
志賀高原スキー場からお届けしてます。
先週からどっぷり雪につかって、冬を楽しんでいます。今夜は、私の誕生日も近いので、アルバム’sWonderfulから愛を込めて！

【今日の一曲目】
Driving Music / 伊藤広規
(“‘s Wonderful / 伊藤広規” 2022年)
『’s Wonderfulをリリースしてからもうすぐ2年が経ちます。
2年前の今頃は、やはり志賀高原にスキーに来ていて、その時にPVの素材になるかと、伊藤浩紀くんが撮影してくれたんです。
昼はみんなでスキーして途中のロッジで煮込みとビール、夜は私の部屋で宴会。歳を重ねてきたので、だれもガツガツ滑ることもなくなって、緩斜面をゆったり滑ってはひと休みの繰り返し。
この曲に映像を当てはめてくれて、すっかりこの曲はスキーの時のテーマソングになってしまいました。
みなさんも、ゆったりとスキーを滑っている気分になって聞いてください。（広規）』

【今日の二曲目】
Funny Trip / 伊藤広規
(“‘s Wonderful / 伊藤広規” 2022年)
『この曲、春リリースのテトラゴンのシングルでは「続funny trip」と、プログレROCKのようなガツンとする曲になって、リアレンジして、セルフカバーで出します。
いま流れてるテイクは、すごくシンプルに聞こえますが、ベース２本の違ったフレーズを左右ステレオで鳴らしています。
PVはCM界の巨匠の飯島章博さんが、ソロアルバムのプレゼントにと作ってくれて、夜の首都高のドライブをシュールに描いてくれました。
志賀高原で、ゲレンデからゲレンデへとツアーリングする時に、たまにトンネルがあるんですが、そこを滑るたびに、この曲が頭に浮かびます。（広規）』

【今日の三曲目】
月暈 / 伊藤広規
(“‘s Wonderful / 伊藤広規” 2022年)
『月暈のイントロのベースはパッとひらめいただけでレコーディングしたんです。
ファンレターをいただいて、「ベースが優しくささやいているよう」だと言われて嬉しくなってしまいました。
メロディは、テナーウクレレ。皆さんがよく耳にするソプラノウクレレより低めの音色。
ベースと同じ4弦の弦楽器なんですが、つい、牧伸二を弾いた後に、この雰囲気で弾くと、照れますねぇ。
もともと、アコースティクのギターの曲や、スローバラード好きなので、一度、静かでロマンチックな曲にトライしたいと思って作ってみて、PVは、やましたみかさんが、その雰囲気そのままに再現してくれたので、PV映像を見ながら聴くのもグッときます。
そして、テトラゴンの次のレコーディングにと、超スローなソウルバラードを作って、ボーカルに挑戦します。
自分の高い声はアンちゃん声なので、メロディを自分の低音の音域に合わせて作ってみました。（広規）』