[FULL] 2023.10.25 第３１３回伊藤広規「旅と人と音楽と」

【オンデマンド放送：2023.10.25放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。

※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。

すっかり秋らしくなってきました。空は高く、が気持ちいい。
今夜でラジオを始めて丸6年。来週11月には7年目に突入します。めでたいね〜。
そんなわけで、好き勝手に、今夜から私のとっておきのアイズレーブラザーズを3週続けて特集します。

【今日の一曲目】
Coolin’ Me Out, (Pts. 1 & 2) / The Isley Brothers
(“Showdown / The Isley Brothers” 1978年)
『私がギターからベースに転向したのが1976年。
ベース弾いたら半年も経たずプロになってしまったので、それまで、あえてベースはどんなこと弾いてるか？聞いたこともなかったので、それからは一応ベースに耳を傾けるようにはしまして、この曲のベースのパターンが好きです。
アイズレーブラザーズは、オーケリー、ルドルフ、ロナルド、マービン、アーニーの兄弟バンド。とキーボードにクリス・ジャスパー。
1950年代から活動してて、始めはドゥーワップから、FUNKへソウルへと変わって行ったんですが、オーケリー、ルドルフ、マービンはもう天国に行ってしまって現在のアイズレーはロナルドとアーニーの2人で活動してます。
なんと言っても70年近くのキャリアを維持して40枚ものアルバムをリリースして、今年もアルバムを出して活動していることはすごいことですね。
私のお気に入りプレイリストに100曲近くアイズレーばかりを入れた「春夏秋冬アイズレー」ってのがあるんですが、どの曲も甲乙付け難くて好きな曲です。
この曲は秋空にあいそうです。（広規）』

【今日の二曲目】
Groove with You, (Pts. 1 & 2) / The Isley Brothers
(“Showdown / The Isley Brothers” 1978年)
『Funkでソウルフル。50年以上聴いているのに、こういうほろ苦いラブソングに胸がキュンとしてしまいます。
70年代後半は六本木のディスコが全盛期。
私の年代の人ならどこかのディスコできっと聴いてたんじゃないかなぁ？
私はなんとか音楽で食べていけるようになってきて、レコーディングやサポート仕事で飛び回り始めながら六本木のディスコは横目に見ながらで、あまり行く機会がかなったんですが。
家でも車でもアイズレーは仲間とよく聴いてました。
アイズレーの曲はテンポの速いのもありますが、たっぷりとゆったりのテンポな曲のグルーヴ感がたまりません。
今月からツアーしているテトラゴンライブでは新曲が目白押しで、その中の一曲、松川純一郎がソウルを書いてきたんですが、これがすごくいい曲で、照れながらアイズレー目指して歌ってます。
私もこんな曲作ってみたいですねー。
私のボーカルだと色気がないので、低音のセリフで攻めましょうかね（笑）（広規）』

【今日の三曲目】
Tears / The Isley Brothers
(“Mission to Please / The Isley Brothers” 1996年)
『6年前にこのラジオの話があって、DJとしては、選曲には自信はあったんですが、トークには自信ないなあと、台本片手に放送するようになって丸6年が過ぎようとしてます。
皆さんに聞いて欲しい曲はまだまだ尽きないんですが、この6年で少しはトークの方も上手くなってはきたかなぁ。
山下達郎のステージでは私にマイクはないので、私の声を聞くこともなかっただろうし、私の音楽の嗜好や曲へのエピソードを毎週こうやってリスナーの方に聞いていただけるのは、嬉しいことです。

来週からは7年目突入！どうぞこれからもよろしく。
今夜は広島の山下達郎コンサートのステージの上なので分身の術でお届けしてます。（広規）』