【オンデマンド放送:2023.07.05放送回】
7月に入って猛暑に大雨、夏は大荒れですね。
先週から山下達郎ツアーが始まりました。
初日が終わって、美味しい牡蠣で、お腹を壊してしまい、翌日のテトラゴンのライブは休んで1日寝込んでしまいました。
翌日の中野サンプラザ最後の日では調子が戻って!
これまで100回を超すサンプラでのプレーが出来た事に感謝しながら、終わってから楽屋で、ここは今日までなのかぁと、しみじみとなりました。
アップダウンな1週間に喝を入れるように、今夜は元気が出るSEVEN!でいってみます。
【今日の一曲目】
星とナス / SEVEN
『SEVENは、斉藤和義と小田原豊と私の3ピースバンドで、斎藤くんのツアーサポートしてた頃に盛り上がって3人で組んだバンド。
なんでSEVENかっていうと、斎藤くんが昔から「SEVEN」っていう名前のバンドをしたかったら。
7人編成でもないし、言葉のごろのよさだけで、理由は何もないんです。(笑)
この曲中のラテン語で語っているのは、小田原くんの友達でニューヨークから遊びに来てたミュージャンのアルベルト・フレイダフ(Albert Freydouth)で、MixアレンジはOne Rascalのアルバート・カブレラ(Albert Cabrera)。
アルベルトにアルバート。スペルは同じでも呼び方が違う。
SEVENでやりたかったのは、パンク、ラテン、レゲエ、サイケをごちゃ混ぜにしたサウンドで、出来上がりも五目味仕上げになって、すごく気に入ってるんです。
なんと言ってもやたらに元気が出る。(広規)』
【今日の二曲目】
Which is my Rock’n Roll? / SEVEN
『この曲の歌詞を英語にしてくれたのもアルベルト。SEVENは3人だけど影のメンバーって感じで色々手伝ってくれました。
レコーディング終えて、マスタリングでニューヨークに行った時も、アルベルトは一緒で。
彼のアパートに遊びに行ったり、自分らはグラマシーパークホテルに泊まって、ニューヨークを案内してもらったり、レストランでは、いわゆる洋食なんだけど、名前がわからない食べ物を食べたり、美味いかと言われると、はじめてな食べ物ばかりなので、珍しい味としか私には感じませんでした。
町の屋台で見たことないような大粒のさくらんぼを見つけて、おいしさは元気のもとですねー。
種をペッペと道端に捨てながら食べて、街を汚してしまってごめんなさい。と、今は反省してますが、あの時のあんな大きなさくらんぼは未だ見たことなくて、この時期になると大きなさくらんぼ探しをしてしまいます。(広規)』
【今日の三曲目】
アロワナ / SEVEN
『SEVENのマスタリングでニューヨークに行ったのは6月。カラッとした気候で空気が良く過ごしやすくて、はじめてニューヨークなのに何故か懐かしい感じがしました。
マスタリングスタジオは、マスターディスク。
ラジオで話したことがありますが、いとも簡単に編集するAndy Van Detteに、口があんぐり。
このスタジオはストーンズ、プリンス、ジミー・ウェブ、スティーリー・ダン、デイブ・グルーシン、私の好きなアーティスト等、数多くマスタリングしているところ。
海沿いの倉庫みたいなビルの上にあって、その風景もスタジオの部屋の中の椅子も、古びたドキュメンタリー映画とかを見てるようでした。私はさながらハンフリーボガートになった気分。
SEVENはニューヨークから帰って、リリースして、何本かライブをしたあと、またみんな忙しくなって、それから、とんざしてますが。
解散したわけではないので、またやりたいなぁ。(広規)』
*SEVEN のCDお買い求め先
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A013743/VICL-60466.html
【YouTube で聴く】
星とナス – SEVEN
https://www.youtube.com/watch?v=5FZ5j2m3-Ig
では今夜はこの辺で。
みなさん、良い夜を。
・伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists
【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954
【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/
【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2013)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。