[FULL] 2024.01.03 第３２３回伊藤広規「旅と人と音楽と」

【オンデマンド放送：2024.01.03放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。

※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。

みなさま、明けましておめでとうございます。

元旦の能登半島地震で被害に遭われている方々に心からお見舞い申し上げます。
みんなで助け合いながら乗り切っていきましょう

2024年、辰年。
今年もよろしくお願いします。
世界が明るくなりますように。
そして、高く舞い上がれオレたち！と言いたいんですが、いきなりダッシュで舞い上がれるお年頃ではない私。
じわじわっと舞い上がる所存です。（笑）
さあ、今年はじめは、「じわじわっと舞い上がる曲！」いってみましょう。

【今日の一曲目】
Sweet Thing / Rufus Featuring Chaka Khan

『ルーファス&チャカの曲の中で何度もリフレインして聴きたくなる曲。じわじわ〜っとグッと来ますね。
正月を迎えて元旦は初昼寝、寝正月。そして今日はこのラジオで初仕事。じわじわと進み始めてます。
昨年12月にKoki Tetragon のレコーディングをして、年末には1st.シングル曲の選曲もできて、ミックスもはじまりました。
リリース日がいつになるか今月中に決まっていくでしょう。
暮れからレコーディング曲のラフミックスをチョイ出しで繋げてみたんで、聴きながらテトラゴンの話を（広規）』

【今日の二曲目】
Tetragon mix / Tetragon
(“レコーディング・トレーラー・メドレー / Tetragon” 2023年)
『先ずはDon’t No Whyから始まりましたTetragon ラフmix レコーディング・トレーラー・メドレー。
曲ごとの音のバランスと音質はチグハグでラフMixと言えどかなり、まだ地味なんですが、さすがプレーはいいですね〜。という事で新曲ぶつ切りをバックにマグロぶつ切り山かけ納豆を食ってる感じでテトラゴン物語を。
テトラゴンは、セッションで集まってライブしながらバンドらしくなってきたんで、メンバーそれぞれの出身ジャンルもプレースタイルも目指すところも違う珍しいバンドなんです。
ドラムの岡井大二は言わずと知れた日本プログレ代表の四人囃子出身なのに、実は60年代のポップスが大好物。
ギターの松川純一郎は、伝説のベビメタバンド、サブラベルズで超最速早弾きで、私もおったまげたギタリストです。それがどうしてだか山岸潤史のボーヤになってブルースに傾倒してブルースギターリストになったんですね。
窪田晴男は、80年代のニューウェーブテクノの寵児と謳われ近田春夫のバンドや、さえきけんぞうとのパール兄弟の一員。
80年代後半に一度だけEPOのレコーディングでご一緒した事があるくらいで、殆どスタジオでは、すれ違ってたスタジオミュージシャンの1人です。
そんなメンツで、2016年に、はじめて横浜ストーミーマンデーでセッションしたら、それまで感じたことのない面白さがあったので、2017年2回目のセッションライブをClassy Rock というCDとDVDにしてバンド名もテトラゴンと命名してデビューしたんですね。
それからは、カバー曲でセッションライブを繰り返してたんですが、コロナ禍に突入で、生殺しみたく、なんだか悶々としてたんで、昨年、新曲作ろうかと、言ってみたら窪田晴男が、「アラ！すごい！」って曲を作ってきたんです。
そしたら次に松川純一郎がこんなのどう？って作ってきて、私のMore of the Nightの曲もリ・アレンジをしてみたり、リハする度に曲が増えてって、
ライブでもカバー曲の数よりオリジナル曲の方が多くなってきたんです。
じわじわっと上がってきた感じで、レコーディングすることもスムーズに決まって、私にとっては久々のバンドレコーディング合宿でイイモノができそうです。
“老い先短い将来性のあるバンド”ですので期待していてくださいね。
今夜はテトラゴン物語のうしろで、さわりだけ聞いてもらいました。
続きは、ちょっとづつ小出しに、また。（広規）』

【今日の三曲目】
Is It Good To You / The Whispers
(“More of the Night / The Whispers” 1990年)
『FUNKとソウルが大好物な私。ノリノリな曲のあとはクールダウンでこたつにみかんで、ぬくぬくになる曲が聴きたくなります。
ウィスパーズは1960年代からのキャリア。
ローリングストーンズもしかり、自分が中学の頃から聞いてた好きなバンドが今も活動してるってすごいことです。
若い頃に、まさか自分も70歳になろうかというこの歳までミュージシャンをしているなんて考えてもみたことなかったんですが、好きなんですねこの商売が（笑）
好きな曲も好きなものも変わらない。この先もずっとでしょう。
今年も、私が選んだ私がグッとくる曲をこのラジオでお届けします。（広規）』