【オンデマンド放送:2021.05.19放送回】
※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。
南から梅雨入りになる中、運良くコロナワクチンを接種できました。コロナの足かせが一つ外れた気分。
この気持ちを今夜はチャカ・カーンでグルーヴしてみよう!
【今日の一曲目】
Once You Get Started / Rufus featuring Chaka Khan
(“Rufusized / Rufus featuring Chaka Khan” 1974年)
『私21歳の頃。Far Eastというバンドで、女子大のパーティーライブの1曲目に演った曲。懐かしい~!チャカのサウンドは浮き足立ちますねー。
Far Eastは、慶應の黒人文化研究会、だけどディスコバンド。ドラマー長谷川康之君がギタリストだった私に「ベースで」と誘われて、GrahamCentralStationのスラップに興味が湧き、ギターの植野君が弾き方を教えてくれたら「ほぉ!」って感じですぐ弾けてベーシストになった私です(笑)
前にも話しましたが、青山純がこのバンドのボーヤ兼照明係で、本番中は照明をあてながらいつも女子大生と話してばかり。この間ほんの数ヶ月が、青山にとっては唯一のボーヤ期間だったみたいです。
このFar Eastのキーボードの新川博に誘われ、青山純がドラマーで参加したもう一つのバンドが、のちのマジカルシティでした。当時、私は自分のベースは持ってなかったので、友達の中村伸夫くんにFenderのメイプルネックのJazz Bassを暫く借りて弾いてました。(広規)』
【今日の二曲目】
Sleep On It / Chaka Khan
(“Chaka / Chaka Khan” 1978年)
『この曲はそれまでのルーファスの頃より、ポップな感じですね。チャカがソロ名義になって、プロデューサーにアリフ・マーディンに据えて、アレンジやプレーは名だたるスタジオミュージシャン。この曲のベースはアンソニー・ジャクソン。このベースは斬新で驚きました。今まで聴いた事がない動きにワクワクしましたねぇ。
このアルバムが出た78年に、佐藤博さんのバンド「ハイタイムス」で屋根裏での伝説のライブがあり、この曲をイメージした曲で、ドラムのポンタが「一緒に演りた~い!」と遊びに来て、3点セットドラムをステージ横にセットして、青山とツインドラムで演った思い出があります。録音が残ってなくて残念ですが、かなり面白かったです。(広規)』
【今日の三曲目】
Hollywood / Rufus & Chaka Khan
(“Ask Rufus / Rufus & Chaka Khan” 1977年)
『ゴテゴテのFUNKではないですが、キュートでいいですね。「♪ハリウード」と連呼されると「ハリウッドってどんなところなんだろ、行ってみたいなー」と思いました。
80年代に青山と私は達郎さんに連れられて、ロスの佐藤博さんとのレコーディングに行った時に、行きました!ハリウッド!手形があるあの『ハリウッド大通り』をミーハー気分で青山とルンルンでした。
朝、一人で誰もいないホテル周りを散歩してたら、犬連れの凄いカワイコちゃんが前から来て「Good Morning!」と声をかけられ、私は小声で「あ、どうも…」と。足立区出身の私としてはエラく照れた覚えがあります。
空は青く空気は乾いてて、どこもかしこも明るくて、ちょっとスモッグが気になりましたが「カリフォルニアの青い空」って感じでした。ちゃんちゃん。(広規)』
【YouTube で見る】
RUFUS AND CHAKA KHAN Once You Get Started (1975 #10)
https://www.youtube.com/watch?v=lDsfwp1laEo
Chaka Khan Sleep On It
https://www.youtube.com/watch?v=pNs-Okfb7Sk
Rufus & Chaka Khan – Hollywood (Lyrics)
https://www.youtube.com/watch?v=fdWpJIPRWHg
【エピソード写真館】
カリフォルニアならぬ観音山パークの長い滑り台からの青空です。
【今週のいとうこうき】
先日ワクチンを打ってみて、梅雨空で、緊急事態宣言のこの時期に青空が見えた様な気が!「未来は近いぞ!」と、思いまして、早く皆さんも打てますように。
そしたら大手を振って皆と会える日が来るんですねぇ。
【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2013)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。