【オンデマンド放送:2024.06.05放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。


先週はテトラゴンのツアーで秋田に行ってきました。
能代ライブでの1曲が、スラップだらけの曲で。
プレーしながらハッと思い出したあの頃(笑)
今夜は、ベーシストになろうと思った憧れの「ラリーグラハム」特集!

【今日の一曲目】
Release Yourself / Graham Central Station
(“Release Yourself / Graham Central Station” 1974年)
『スタジオ仕事をして暫くたった頃、録音前に、キーボードの中西っていうヤツがこの曲のイントロを弾き始めたので合わせて弾いたら「いや〜初めてですよ〜いるもんですね〜」と言われました。
奴は初めて会うベーシストには必ずこの曲のイントロを弾いて合わせてくるかどうかを試していたらしいんですね。
それ以来、一気に中西とは仲良しになりまして。
ミュージシャンのレコーディング前の、ちょっとしたお遊びでプレーヤーの面白みがわかるっていう、自己紹介みたいなモノですね。

そう、先週の秋田でのライブで一緒に演ったイースト・エンド・ブルースバンドのステージ中に、ベースの音がいきなり途切れて、「あ!やばいかな」と思って観てたら、すかさずドラマーがソロを叩き出して、アクシデントが修復するまでの5分近く、ドラムソロでお客を楽しませてくれました。
このアクシデントがあってそのドラマーの懐の深さが出まくって、会場は大盛り上がり。アクシデントも楽しみに変えられる。いいバンドでした。

で、そのあとのテトラゴンのステージでも、一曲目の、ど頭に、岡井大二のバスドラムのビーターが、ふっ飛んで、あらまぁ!だったんですが、こういう事があると、がぜん集中力が増してステージは快進撃で一気に盛り上がりまくり〜!
いやー、いいステージになりました。(広規)』
 


 

【今日の二曲目】
Hair / Graham Central Station
(“Graham Central Station / Graham Central Station” 1974年)
『この曲は出だしのインパクトが凄くて、まだ、ギター弾きだった自分がベースでバンドに誘われて、まあ、いいかーと思いながら聴いて見たこの曲がBassを始めるキッカケとなった曲です。
先週の能代のライブで、Kannaというバンドにゲストで入った時に、自分のベースのスラップの音に耳がフラッシュバック。この曲をコピーして弾いてた時の音に似てたのかなぁ。
アンプはフェンダー、ベースはESPのジャスペタイプの借り物。
このベースもアンプもすごくいい音してて、耳が覚えてた音質。ってのかなぁ。
弾いてて自分でもグッときました。

そして、能代のステージでは、KANNAのレデースメンバー3人がテトラゴンのステージの横で踊ってくれて、ウレシイプレーになって、とてもいいステージになりました。
テトラゴンには、いつも女子ダンサーを募集したいですねぇ。
気持ちが高揚感で俄然!盛り上がります!(広規)』
 


 

【今日の三曲目】
One in a Million You / Larry Graham
(“One in a Million You / Larry Graham” 1980年)
『初めて一人暮らしをした六本木のマンションでオーディオをセッティングして最初に聴いたのがこの曲。
針を落とした瞬間に、このイントロ。
その時の情景がぱっと蘇ってきて、音楽にゾクゾクするっていいもんですねぇ。なので、今日はレコードの音源から聴いてもらってます。
先週、秋田で八幡平の友達の山荘で、テトラゴンのレコードを聴いたんですが、やっぱりアナログはいいです!
曲が音楽的に聴こえる。
でもシングルなので、ひっくり返す為に立っては座り、立っては座りが懐かしくもあり、何度も聴いてしまいました。(広規)』
 


 

【YouTube で聴く】
Release YourselfGraham Central Station
https://www.youtube.com/watch?v=CYdjIyyqnbk
HairGraham Central Station
https://www.youtube.com/watch?v=nvMhPqg2jCo
One in a Million YouLarry Graham
https://www.youtube.com/watch?v=8bH3B7QlEVg

秋田のツアーでは、私が日本一と思う18番のラーメンは食べられたし、ニンニク好きには有名な田子。街に近づいて来ると、なんとニンニクの香り!「田子町にんにくセンター」でニンニクをゲットしながらニンニクソフト!
能代のM3というライブハウスの打ち上げでは、季節外れと言われながらも「きりたんぽ」を作ってくれて。
大館の銘菓「煉りバナナ」というバナナの香りたっぷりのあんこが入った最中のお土産。バナナ味なのにバナナは入ってない。
凄く美味しい上に笑いのネタになるという。
能代の田園風景のレストランで、今が旬の、何と!「じゅんさいピザ」初めて食べたけど、んみゃ〜!
ライブ後には花千鳥のホルモン!
最後は帰りの空港で稲庭うどんに日本酒とトンブリでしみじみ。
ライブの旅の楽しみ「美味しんぼ」も存分に。それ以上に秋田で出会った人たちのハートウォーミングな優しさが心沁みました。
初の秋田テトラゴンの旅はまさに「旅と人と音楽と」になりました。
また行きたいぜ秋田!


 

さあ、6月は、テトラゴンのシングル2号目が
6月19日にリリースされます。
コレも楽しみ〜!

さて、今夜のラリーグラハム特集!
いかがでしたでしょうか?
では みなさま、よい夜を。

伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists

【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954

【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/

【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 1976)
SometimeSomewhere_伊藤広規
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。