【オンデマンド放送:2023.10.18放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。


先週末から新潟にいます。
長岡市のおぐにの森で、森の風を浴びて、そのあと食べた新米がうま過ぎる!
食欲の秋になってます。
夕暮れも早くなってきて夜時間が長くなると、やっぱりジェームステーラーが聴きたくなる。
というわけで、今宵はジェームステーラーからひとつまみ❗️

【今日の一曲目】
Music / James Taylor
(“GORILLA / James Taylor” 1975年)
『ペダルスティールギターがたまりませんねー。
秋の稲穂が刈り取られた草原のような風景が見えてくるようです。
私のラジオではお馴染みのジェーム・ステーラー。
ジミヘンとフランク・ザッパ、それにジェームステーラーは、私の3大アイドル。
フランクザッパをもっとかけたくても、どの曲も難解なので、噛み砕ける曲を選ぶのはなかなか骨なんです。
ジェームス・テーラーの録音は細かいところまで計算してるなぁと、感心します。
曲が持つ「匂い」ってのを出す術を心得ていてますよね。
私も録音するときにいつも心がけてるのは、曲の匂いを嗅ぎ取って、曲に呼ばれるように弾くことなんです。
ジェームス・テーラーのレコーディング!してみたいですねぇ。(広規)』

 

【今日の二曲目】
Little More Time with You / James Taylor
(“Hourglass / James Taylor” 1997年)
『イントロからスティービーワンダーのハーモニカが憎い。「プっ」とひと吹きでわかりますよね。
90年代になって世の中はどんどんデジタル化が進んできてCDしかリリースは無くなったので、プレーヤーでレコードををほとんど聞かなくなってきたんですが、ジェームステーラーの70年代80年代のレコードだけは、プレイヤーの調子をみるためにも聞いてました。
このアルバムはCDしか持ってなかったんですが、何年か前にレコードでもリリースしたとキャッチしてたのでゲット!
レコードの大きなジャケットを見てると、それだけでホッとするのはナゼなんでしょうね。
子供の頃、兄貴のレコードのジャケットの絵にそそられながら、見知らぬ国の見知らぬ音楽の向こう側を想像しては憧れてたので、自分でもレコードでリリースした’sWonderfulのジャケットは、かなり思い入れがあります。
ジェームステーラーの曲には「ふと思い出す」っていう心地よさがあります。(広規)』

 

【今日の三曲目】
Like Everyone She Knows / James Taylor
(“New Moon Shine / James Taylor” 1991年)
『アコースティックギターのイントロだけ聴いててもうっとりしますね。イントロというより前奏曲みたいです。
この曲のソプラノサックスはBranford Marsalis なんて上品なサックス。
ブランフォードは、トランペットのウィントン・マルサリスのお兄さん。音楽一家なんですね。
そして今週末は、半世紀前に私がギターリストだった頃のバンド「LIME」のメンバーの古希を祝っての記念ライブで、私、ギターリストに戻ります。
先週リハーサルをしていて、50年前のテイクをみんな一つ残らず覚えてるんですよ。
「三つ子の魂 百までも」なんでしょうかね〜?
あれやこれやは忘れっぽくなってるのに。(笑)(広規)』

 

【YouTube で聴く】
MusicJames Taylor
https://www.youtube.com/watch?v=Te8fWjBva5U
Little More Time with YouJames Taylor
https://www.youtube.com/watch?v=hYdxUwYxdNs
Like Everyone She KnowsJames Taylor
https://www.youtube.com/watch?v=NRcWKzm4iPk


先週から新潟の秋を満喫して、来年もおぐにの森の音楽祭にも来たい。
音楽のあくなき旅はまだまだ続きそうです。

では、今夜のジェームステーラーからひとつまみ!はこの辺で。
みなさま、よい夜を。

伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists

【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954

【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/

【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2012)
SometimeSomewhere_伊藤広規
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。