【オンデマンド放送:2025.10.01放送回】
※一ケ月限定フルバージョンです。
10月になってひと昔前なら衣替えでも、まだまた長袖は着られませんが、散歩してると風は秋を感じますね。
さて、今夜は秋の夜を感じながら、ディオンヌワーウィック。
【今日の一曲目】
Yesterday I Heard the Rain / Dionne Warwick
(“Promises, Promises / Dionne Warwick” 1968年)
『いい曲だなぁ。と思うディオンヌが歌う曲の大半はバカラックの作品だったんですね。バカラックに見出されたディオンヌワーウィックだったことは、大人になってから知ったことです。
この曲は兄貴が持ってるレコードで高校生の頃に聴いて、少しハスキーなディオンヌの声に曲が合っていて、ずいぶん繰り返し聴きました。
わたしの実家の前に神社があって、ステレオが置いてある部屋の窓からその神社の大きなイチョウが見えるんですね。
秋には黄色に色づくし、地面は黄色い絨毯になって。
子供の頃、近所の友達と黄色いイチョウの葉を集めて焚き火をして、その中に、さつまいもを入れて焼き芋にして皆んなで食べた事もあって、この曲はその頃の神社のイチョウの風景を思い出します。
今は、月夜にギンナンで一杯飲みたくなりますね。
みなさんの家のそばにも秋はやってきてますか?(広規)』
【今日の二曲目】
Take The Short Way Home / Dionne Warwick
(“Heartbreaker / Dionne Warwick” 1987年)
『この曲はビージーズのバリーギブの曲でプロデュースも彼なんです。
コーラスはビージーズの3人で入ってるので、ビージーズ フューチャーリング、ディオンヌって感じに聞こえますね。
ちょうどこの曲が流行ってた頃は、巷は(ちまた)はディスコブーム。
六本木界隈のスタジオからスタジオへ渡り歩いてる毎日で、六本木の交差点あたりは夜になるとディスコ通いの若者で溢れてました。いやー、キラッキラ。
私はベースを背負ってるし、ディスコにはあまり行かなかったんですが、それでも青山と、その頃つるんでたイギリス人のモデルのニコラとオネェさんのアマンダと何度かディスコに行ったことはあります。やっぱりこの曲はかかってまして、それまでのソウルやジャズとは違うディオンヌのボーカルはディスコでもウットリでした。
ディスコから出ると、ネオンの夜に吹く風が気持ちよくて。そんな秋の夜を思い出します。(広規)』
【今日の三曲目】
What the World Needs Now (Is Love) / Dionne Warwick
(2019年)
原曲 : HERE WHERE THERE IS LOVE (1966年)
『この曲も名曲。最初に出たのは、バカラックとディオンヌ26才の時のアルバム「HERE WHERE THERE IS LOVE」に収録。このテイクはセルフカバーで2019年79才のディオンヌのライブバージョン。
なんて声に深みがあって説得力があって、本当に名曲に名ボーカル。
ジャズのスタンダードのようにたくさんのアーティストがカバーしてますが、やっぱりこの曲はデォオンヌが歌うのが好きですね。
今年85才になるディオンヌ。60年以上歌い続け、魅了し続けるデーバにスワンダフル❣️
自分、85歳になっても演奏し続ける勇気を頂きました❗️(広規)』
Yesterday I Heard the Rain – Dionne Warwick
https://www.youtube.com/watch?v=IrTB3obDvhI
Take The Short Way Home – Dionne Warwick
https://www.youtube.com/watch?v=4b34hr23Al4
What the World Needs Now (Is Love) – Dionne Warwick
https://www.youtube.com/watch?v=m5Chxe89O6c
では、勇気を頂いた今夜はこの辺で
みなさま 良い秋の夜を
・伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists
【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954
【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/
【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2012)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。