【オンデマンド放送:2025.03.05放送回】

※一ケ月限定フルバージョンです。


暦の上では春になりました。
三寒四温で大きな声で春が来た〜と言えるのはもう少し先かな?

先週、ロバータフラックの訃報に大好きなアーティストがまた天国へ逝ってしまった悲しさと寂しさ。
彼女の音楽はいつまでも聴き継がれていくようにと、今夜はロバータフラックを偲んで。

【今日の一曲目】
Killing Me Softly With His Song (2006 Remaster) / Roberta Flack
(1973年)(“Oasis / Roberta Flack” 1984年)
 


 

『ロバータフラックの代表作となったこの曲。
志賀高原で先週スキーをしていて、スマホのニュースで飛び込んできたロバータフラックの訃報。寂しさが込み上げながら、この曲を聴いてた頃を思い出しました。
私が志賀高原に初めて来た1973年。
クラブモアでのライブ仕事が終わると、ジュークボックスで毎晩のようにかかかっていたんです、この曲。
ジェームスブラウンや、ジャクソン5、かぐや姫の神田川、井上陽水の心もよう。
ジュークボックスでレコードが「カシャ」とチェンジする音と、この曲達は、走馬灯のように思い出されます。
ロバータフラックのしゃがれてるのに上品な歌声が耳をよぎります。
いい曲だぁ。(広規)』
 

【今日の二曲目】
Brazil / Roberta Flack
(“Oasis / Roberta Flack” 1988年)
 


 

『このアルバムは、傑作。
ロバータフラックも、このアルバムについてずっと作りたいと思ってたアルバムが作れたとインタビューで語ってます。
この当時、スタジオの渡り鳥の移動の車の中や、ドライブでもよく聴いてました。
アルバムのどの曲もグッとくるものがあって一枚のアルバムをじっくり聴きたくなる。特にこの曲は入り込める。
この時期の後になって、自分が欲してる音楽を録音したいと思い始めて、青山純達と隙間の時間を見つけてはスタジオにこもって録音を始めたんですが、今思うと、このアルバムはそのきっかけになったのかもと。(広規)』
 

【今日の三曲目】
It Might Be You / Roberta Flack
(“Roberta / Roberta Flack” 1994年)
 


 

『この曲はスティーブンビショップの曲。
映画トッティの挿入歌で、この映画も音楽も好きで、ロバータブラックがこの曲をカバーして、ますます好きになった曲。
ロバータフラックは自分で作る曲もカバーの曲も同じくらいのウェイトでアルバムを作っていて、優しく歌っても、この曲もロバータに選ばれたと思うほどマッチしてる。
彼女はダニーハザウェイとのディエットもジャズナンバーを歌ってるし、「やさしく歌って」もカバー曲。
いい音楽を伝えたいと思ってた人なのかも。
人はいつか消えていくけど、音楽はこうして引き継がれていく。
ロバータフラック、ありがとう。(広規)』
 

【YouTube で聴く】
Killing Me Softly With His Song (2006 Remaster)Roberta Flack
https://www.youtube.com/watch?v=zlq0CUtkOSI
BrazilRoberta Flack
https://www.youtube.com/watch?v=grLnPp-xO7Y&list=PLMynaxX_I0z_5igUThUfMQis13i4Zu6fg&index=11
It Might Be YouRoberta Flack
https://www.youtube.com/watch?v=a0CK1GcnJMc&list=PLH1rxoohuFOsTweeYmPc1bOQcDHJWXXEE&index=4
では、今夜はこの辺で
みなさま 良い夜を

伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists

【伊藤広規 公式YouTube】
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【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/

【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2012)
SometimeSomewhere_伊藤広規
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。