【オンデマンド放送:2024.07.17放送回】
※一ケ月限定フルバージョンです。
折りたたみ傘が欠かせないこの頃。
先週金曜の雨の日に私のホームグラウンド山下達郎ツアーの初日が開け、日曜にはテトラゴンのツアーの前半ラストライブ。これから夏は本格的に達郎ツアーへ突入します。
そんな、隙間のこの二日間、今志賀高原に来ています。
夏の高原の風を感じるこの気持ちよさ。
みなさんにもお裾分けしたいので今夜は夏の高原にワープして、パーシーフェイス特集❣️
【今日の一曲目】
夏の日の恋 / パーシー・フェイス
(1960年)
『子供の頃に、家の前の神社で遊んでると親父がダットサンに乗って来て俺ら息子3人を乗せて、埼玉の安行という所によくドライブしたんです。
安行は昔は家が少なくて緑の多い小高い丘があって、親父が、あれはカラス瓜だ!と、毎回説明されて、最近は見なくなりましたが、そこへむかって走る車の窓を開け放してると、顔にあたる風がどんどん涼しくなってく。
車では8トラックのカセットで、パーシーフェイスを聴きながら。
運送屋のやさぐれ伊藤家の夏のリゾート、って言っていいかどうか判らないけど、思い出します。(笑)(広規)』
【今日の二曲目】
魅惑のワルツ(Fascination) / パーシー・フェイス
(1960年)
『あー、志賀高原の夏の風に似合う!
毎年冬には雪景色の山が今は緑に覆われて風が緑色に見えるようです。
この曲、あとで知ったのですが、オードリーヘップバーンが出演した「昼下がりの情事」の挿入歌だったんですね。
大人になってリバイバルで映画を見に行って、ハップバーンのCuteな美しさにストーリーよりも、そちらにばかりに気がいってしまいましたが。
映画はアンリ・ルネオーケストラの演奏ですが、我が家にあったのはパーシーフェイスのバージョンなので、今夜はコチラで聴いてもらってます。
この曲はは山の緑の風を想像してもらえれば。(広規)』
【今日の三曲目】
ムーランルージュの歌(The song from Moulin Rouge) / Percy Faith
(1953年)
『志賀高原は夏もいいんです。
今回は来年の冬に志賀高原で私が20歳そこそこの頃、ホテルにあったクラブモアという所のハウスバンドで冬場はプレーしてバイトしてた話はラジオでも話してますが、その「クラブモア」を50年ぶりに復活させようと企てていて、その準備で訪れたんです。
ミュージシャンや冬にスタッフになってくれる仲間20名近くで、クラブモアをディスコ会場にするために掃除したり、ステージをどこに作るかとか、音出ししたり。
まるで学園祭の準備のようです。
来年2月8日・9日には、みなさん志賀高原に来てくださいね!
この曲のムーラン・ルージュには2012年にパリに行った時に寄ったことがあります。赤い風車は、想像してた通りレトロな感じなんですが、それがずっと長い歴史の中で生き続けてる。いいですねぇ、この感じ。
志賀高原に来て、掃除に飽きたほんのひと時、みんなで山を散策しながら、この曲が頭の中を駆け巡る。
昼寝したくなるような気持ちになるのを抑えてまた掃除と準備!
あー、この山でゆっくりしたいですねぇ。(広規)』
では、今夜はこの辺で。
良い夏の夜を。良い夢を。
・伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists
【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954
【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/
【オープニングBGM】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2012)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。