[FULL] 2023.10.04 第３１０回 伊藤広規「旅と人と音楽と」

【オンデマンド放送：2023.10.04放送回】

10月に入ったら、急に空高く馬肥ゆる秋！
Koki Tetragonのツアーも始まって、まずは広島。手応えあるライブができて、酒も食べ物もたらふくで、最高でした。
さて、今夜は秋の気分がさらにアップしそうなSantana特集❗️

【今日の一曲目】
Evil Ways / Santana
(“Santana / Santana” 1969年)
『サンタナのこのデビューアルバムは高校に入ってすぐの私には衝撃的でした。
粘りっけのある歪んだギター！
ロックしていて、そそられます。
ラテンのティンパレスの「パッカーン！」と鳴る音に、ハモンドオルガンがまた、たまらなくて、気分を上げてくれます。

マンボNo.5しか知らなかったラテンをグッと自分に近寄せてくれた曲。
このアルバムのジャケットのライオンの顔。目を凝らしてよく見ると、人間の顔がいくつも隠れて描かれてるんですよー。見つけられるかなぁ？（広規）』

 

【今日の二曲目】
Oye Como Va / Santana
(“Abraxas / Santana” 1970年)
『知らない人はいないでしょう！オエコモバ！ウッ！
ラテンパーカーションの王者ティト・プエンテの曲です。
このアルバムにはブラックマジックウーマンも収録されてます。ハードロックギターリスト出身の私もこの独特で濃いギターの音には影響されました。
一度聞いたら忘れられないサンタナの音。

私の、だいぶ年上の横浜の不良だった友達が昔メキシコのキャバレーに行った時、そこのバンドのギターがやたら派手で目立ってたのを良く覚えてて、暫くして、あのメキシコのキャバレーで見た若造がサンタナってぇ名前で、ウッドストックに出てたんだよ！と言ってました。
音が濃いから印象的でよく覚えてたんですね〜。凄い話ですね〜「あの若造が！」ですからね〜。まだ売れる前の頃ですね。

この曲のレコードジャケットはサイケで何を書いてるのかわからないような、でも、一度見たら忘れられない的な。
タイトルもスペイン語なので、ちんぷんかんぷんなんですが、調べてみたら「俺のリズムを聴いてくれ」だそうで、まさにそれ！ですね。
語呂も良いし、気分は上がるし。
オエコモバ！ウッ！（広規）』

 

【今日の三曲目】
The Game Of Love / Santana
(“Shaman / Santana” 2002年)
『ラテンロックはサンタナくらいしか思いつかないですが、80年代後半から都会的なAORが流行になって、サンタナは大人しくなってしまったのか？と思ってたら、1999年のアルバム「スーパーナチュラル」のスムースって曲でまたグラミーを獲って。スゴイです。
時代でサウンドの嗜好も変わっていっても、サンタナが入ると曲が美味しくなるってのを思い知りましたね。

グラミーを総なめしたそのアルバムの後に出したのがこのアルバム。
ボーカルはミシェル・ブランチ。
アメリカンアイドルのようにフレッシュでいい感じですね。
踊りたくなったり思わず嬉しくなるこの感じ。
サンタナのようなギタリストは他に類がない。
俺のベースと同じだ〜。自画自賛。（広規）』

 

※資料　ミッシェル・ブランチ
2001年　Everywhere(デビュー曲)
https://youtu.be/HLCasyAh7ic?si=mszWOobYNSiRum6o
 

【YouTube で聴く】
Evil Ways – Santana
https://www.youtube.com/watch?v=wk0Z0xePx_Y
Oye Como Va – Santana
https://www.youtube.com/watch?v=J7ATTjg7tpE
The Game Of Love – Santana
https://www.youtube.com/watch?v=AhwsmcsA5io

・伊藤広規 公式YouTube 再生リスト
https://www.youtube.com/c/itokoki1954/playlists

【伊藤広規 公式YouTube】
https://www.youtube.com/c/itokoki1954

【伊藤広規 公式サイト】
https://ito-koki.com/

【オープニングＢＧＭ】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 1976)

伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。

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