【オンデマンド放送：2021.01.06放送回】
※アーカイブ・オンデマンドでは、トーク内容のみで楽曲はかけておりません。ご了承ください。
新年おめでとうございます。皆さまにとって良い年になりますように。
さあ、初ラジオ。今年はパット・メセニーから始めます！
【今日の一曲目】
Are You Going with Me? / Pat Metheny Group
(“Pat Metheny Group travels / Pat Metheny Group” 1983年
『８０年代終わり頃に佐藤博バンドで箱根に合宿に行った時、青山純がこのイントロのリムショットをイタズラに叩くたびにこの曲が始まってしまう。メンバーは、青山と俺と、シンセに菅野よう子、ギター、鳥山雄司。みなパットメセニー好きなんで、パブロフの犬のような条件反射。
達郎さんのリハでも、あるバラードの曲のイントロのフィルを叩くと、その曲が始まってしまう、という特技を青山純は持ってます。
毎年１月２日に私の出身地、足立区の「西新井大師」で新年会をするのがこのところナラワシになってましたが、今年は残念ながらしませんでした。ですので、初詣気分を味わう為に毎年恒例の初詣の話をしましょう。･･･ページ下のエピソード写真館に続く（広規）』
【今日の二曲目】
Here To Stay / Pat Metheny Group
(“We Live Here / Pat Metheny Group” 1995年)
『パットメセニーは、私と同じ年。７０年代中盤からずっと一線で活躍し続けてます。
上手いと言えるテクニックにコードセンスの良い曲、カリスマ性。私と似てますね。なんつって私はそんなに上手ではないんですが。（広規）』
【YouTube で見る】
Are You Going With Me? (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=a8oZwPGYqf8
Here to Stay
https://www.youtube.com/watch?v=jSthEcbT9iU
【エピソード写真館】
毎年１月２日に私の出身地、足立区の「西新井大師」で新年会をするのがこのところナラワシになってましたが、今年は残念ながらしませんでした。ですので、初詣気分を味わう為に毎年恒例の初詣の話をしましょう。
去年は倅夫婦と孫も来ました！
昼の混み合う時を避けて、仲間達と午後３時に参道の「かどや」という甘味屋さんに集まって、ラーメンを食べることからスタート。
ここのラーメンは私の幼き頃に初めて一杯食べられた処で、ナルトとシナチク、チャーシュー。スープは鶏ガラで透き通ってる。昭和３０年台の代表的なラーメンです。あー、喋ってるだけても食べたくなります。
その「かどや」でしばし身体を温めたら、まだ参拝客が５００ｍくらい並んでるので、山門の前の割烹「清水屋」さんの２階の大広間で宴会！寿司に天ぷら、刺身に焼き鳥。皆で酒のアテを舌鼓してると、獅子舞がやってくるんですね。正月気分は絶好調！座布団の後ろに近寄ってきては獅子の口をカチカチと音をさせて、一人づつご祝儀ねだり。
絵になる正月風景に満足して酔いも回った頃、参拝客の列も無くなり、ゆったり参拝。といいながら、山門入り口にある「やげんぼり」を大辛にブレンドしてもらって買って、暗くなりかけた山門をくぐる。寺の中には右も左も屋台満載で、誘惑に負けないように本殿でお参り。
願いはひとつ！「すべてがうまくいきますように！」と欲張ったガンをかけて、境内（けいだい）の毎年行く居酒屋テントに直行！
熱燗に焼きガキ、焼きハマ。これがまた旨い。そこで孫と意気投合、エライ盛り上がり！そして、スルメイカの薄焼きを買って、それを食いながら大勢で境内の屋台を巡り歩く。鐘撞堂（かねつきどう）まで千鳥足で歩きながら、鐘をつく。
みんないい音を出そうと気負い過ぎて鳴らない、コツがいるんですね。
西新井大師さん、毎年ありがとう、と神社を後にして、西新井大師駅から西新井駅まで一駅。電車はガラ空き。ここぞとばかりに全員で吊革にぶら下がっての吊り輪ショー！
一年が息災でありますように。
来年は、新年会が復活できますようにと、節分までに拝んで来ようと思います。
【今週のいとうこうき】
新年おめでとうございます。皆さまにとって良い年になりますように。
昨年はなかなかライブが出来なかった年で、今年に入ってもまだ出口が不確かなコロナ。
大手を振るってライブを楽しめる日が早く来るようにと願いながら、今年も広規ラジオをよろしくお願いします。
【オープニングＢＧＭ】
Challi-Sienne / 伊藤広規 (“sometime somewhere” 2013)
伊藤広規のソロアルバム
※ 全国CDショップ、itunes、伊藤広規公式サイトでお買い求めいただけます。
2021.01.06 第１６７回 伊藤広規「旅と人と音楽と」
